組み立てたら、やっぱり乗りたいですよね・・・(笑)
未だリハビリ中なのですが、Mongooseを山に連れ込んじゃいました!
水と補給食、工具。それに、いざというときのためにサバイバルブランケットを忍ばせて出発!
本格的MTBライドは事故以来初めてです。
場所は近所のトレイルなのですが、ここに入るのは10年ぶりくらいでしょうか?
この10年間で大規模な河川工事が行われたらしく、トレイルの入口が無くなってました。orz
辺りをグルグル走り回ってたら「XX山、登山口」と手書きの立て札を発見。
で、いきなり担いで登ってみましたよ。ジャングル状態の竹林を10mも行かないうち、崩れかかったお墓が出迎えてくれました。(恐)
原生林の中、押し担ぎで登っていきますが、完全に廃道化しており、10数メートル置きに、木に巻かれているビニールテープだけが頼りです。Mongooseは前後のホイールが重いので担ぐと重さが気になります。やじろべえみたいに支点が遠くにあるから余計に重さを感じるのでしょう。
30分かけて、かつて山小屋が建てられていた所まで登ってきましたが、この山小屋も完全に廃屋と化し、跡形も無く壊れてます。この先からシングルトラックに入るのですが、先が思いやられます。
STに入ってみると、道は残っているものの崩れかかっていて、このままだと、あと数年で無くなりそうです。道幅は人ひとり歩くのがやっとの広さで、しかも谷底に向けてキャンバーが付いているので、MTBを押して歩くのも難儀します。実際、何度か谷底に落ちそうになりました。こんな廃道で滑落なんてしたら、白骨化しても見つけてもらえそうもありません。
増してやMTBに乗ったままだと、道幅が狭すぎて山肌にペダルがヒットするし、脆くなった路面は滑落してMTBごと谷底に落ちそうです。自然に帰ろうとするトレイルに横たわる倒木や落石を除去しながらの行進で、時間がかかります。しかも昼過ぎからの出発だってので、ただでさえ薄暗い北側斜面の林の中は、益々暗くなってきました。
思ったよりも進行速度が遅いのでタイムリミットを16時までとしました。いくつかのピークを越え、STはまだまだ続きますが、ここでタイムオーバー。引き返すことにしました。帰りは往路で使った山をぐるりと巻いたSTは、走れそうも無いので使わずに尾根伝いの別ルートで下ってみました。
このルートは、山の南側に面しているので、まだ日差しが当たっていて気分的に楽です。このルートにもビニールテープが所々巻かれているので、それを目印に進んで行きます。とても道とは言えない林の中を抜けると、ようやくトレイルに出ました。ここは鉄塔整備に使われているのか、比較的、人の通った形跡があります。
枯葉が沢山積もっていて気持ちよく走れますが、枯葉が多すぎてブレーキはタイヤがロックして全く効きません。
途中から、激下りになり、前後リジッドのMangooseでは、いよいよ乗車不可能になり、押して下りました。
勢い良く下りすぎて、ビニールテープを見失ってしまいました。日も暮れだしたので不安ですが、遠くに車が走る音がするので、麓までは近そうです。(高い木が多すぎて、林の中から下界は見通せません)
最後は崖を担ぎ下ろして、ジープロードの末端に出ました。この先は鉄塔の整備道になっていて、STになっています。どこに続いているのか不安でしたが、車が通れるなら麓まで通じているはずなので、JTを下ると、やっと農村に出て一安心。
時間にして約3時間。登り2時間半、下り30分の里山ライドでした。久しぶりだったので腕がパンパンに張ってます。ブレーキと押し担ぎで完全に遣られてますよ(笑)首もグキグキ言ってますし・・・orz
とはいえ、元通りの身体に戻るには、通らなければならない道です。動的リハビリとして筋力増加。痛みに耐えて頑張ります!