組み立てをはじめると、どうにも理解に苦しむような部分が多発していました。
例えば・・・
燃料タンクに取り付けブラケット。
パーツを入れていた箱をひっくり返しても出てきません。
代わりに出てきたのは鉄板を無理やり折り曲げた自作ブラケット。
あまりに不細工なので、即ゴミ箱行きにしたので画像がありません。
新品買っても1000円もしないのになぁ。
あの分厚い鉄板を曲げる苦労のほうが高くつきそうなのになぁ。
キャブレターといいブラケットといい、安物買いの銭失い的なカスタマイズには閉口します。
そして、その極めつけは、マフラーの取り付けステー。
どういうわけかフレーム側にアルミのカラーをかまして、オフセットさせられています。
なもんでマフラーをそのまま取り付けると、ものすごく外に出っ張り、無理やり取り付ける形になります。
そこで、無理な力がかからぬよう逆オフセットさせるカラーをステンレスパイプで自作しました。
でも、なんか変。
どういうわけか、このアルミのカラー。
タンク取り付けボルトにも刺さってまして、謎が謎を呼んでました。
ネットでモリワキのHPを調べてみると、マフラーの説明書が置いてたので見てみると、このアルミのカラーはFTRの後期型に用いるためのパーツのようで、前期型には関係ないことが判りました。
さらに調べてみると、現在使われているサードパーティ製のシートだと、マトモに組み手立てると、干渉することが判りました。
このシートはノーマルよりも後ろの部分の幅が絞ってあって、ノーマルシートの裏側にある隙間が無く、マフラー取り付けステーが取り付けられません。
そこで、このアルミのカラーを用いてオフセットさせて取り付けていたのでした。
でもね、干渉を防げるのは2つある穴のうち1個だけだし・・・
マフラーをM5ボルト1本で支えるっていうのは、かなり無理があるし、おまけにフレームのボルト穴はバカになってるし!これじゃ使い物にならないので、ボルト穴はドリルでざぐって、M6のタップを立て直しておきました。
なるほど、無理して取付ようとしてために、次から次へと無理が生じていたのでした。
いろいろ、考えたのですが、シートを削って、カラーを使わず、マフラー取り付けステーを直にフレームに取り付けすることにしました。
つづく