白み始めた空のした、給油を済ませ、荷崩れした荷物を再び積み直して再出発するも、やはり再び荷崩れしないか、非常に気になる。いや、気になって仕方がない。
走行中に、バックミラーで確認はするものの、完全には確認できなが、どうも左右のバランスが不自然だ。
路肩にバイクを停め、荷物を確認すると、やはり微妙にズレている。
ここは完全を期すべく、バンジーコードを張り直すことにしたが、高速道路上の作業は一歩間違えば、大事故につながるので、次のサービスエリアまで、持つ程度の応急処置を施し、再出発。
次のサービスエリアで、再び荷物を下ろし、きちんと整頓し、積載したのだが、イマイチ固定できない。
どうやらバンジーコードそのもののテンション不足のようだ。
もっと丈夫なヤツにしとけばよかった。
その後は、サービスエリア毎に、荷崩れのチェック。
そして、新たなトラブル発見。
煮崩れが心配で走行車線しか走っていなかったので、気づくのが遅れたが、
ウインカーが点灯していない!
よく調べてみると、点灯はするものの、スイッチを入れてから2秒くらいタイムラグが有る。
はじめはスマートフォンの充電に電流を食われているのかと思ったが、充電を止めても症状は変わらず、ライトを切っても変わらない。
これは先日交換したバッテリーが原因か?
いや、セルモーターは普通に回ってるし、レギュレーターもオーバーホールしたばかり。
と、なると、リレーかな?
原因が分かっても、パーツがなけりゃどうしようもない。
正直、出発からトラブル続きで帰りたくなった。
先の事は高速を降りてから考えよう。
荷崩れと車線変更にビクビクしながら、徳山南インターまで辿り着き、ここで降りることにした。
(本当は、目的地の周防大島には玖珂インターが最短距離)
旧徳山市は周辺市町村と合併したらしく、巨大なエリアを有する、周南市へと名前を変えていた。
旧徳山市しか知らない俺にとっては、道路の案内板を見ても、周南と書かれてもエリアが広すぎてピンと来ない。
とはいえ、去年の秋に一度来ているので、道は大体覚えている。
柳井市を抜け、大島大橋が見えてきた。
(周防大橋ではない)
橋の長さはさほど長くないが、高低差は結構あり、橋下には「うず潮」のサービスショットも!
島に渡ると、海岸線コース、山道コース(オレンジロード)と分かれている。
半年前に海岸コースは走ったので、今回は桜の季節ってこともあり、山道コースを選択!
結構な勾配のワインディング・ロードですが、道幅が無駄に広くて走りやすい!
時折、遠くの方に穏やかな瀬戸内の海が見えたり、ウグイスの声が聞こえたりして、とても癒されます。
桜は、まだ四分咲きくらいかなー?
誰もすれ違わないオレンジロード(ミカン収穫のために造られたのか?)に時折現れる、昔ながらなの農家や棚田など、癒されモード全開です。
途中道を間違え、また大島大橋まで戻ってしまったが、ついでにガソリンも補給できたので良しとしよう。
今度は迷わないように海岸線を通って、
片添ガ浜海浜公園オートキャンプ場へ直行。
飛び込みで受付をすると、今日は自分以外には利用者は誰も居ないそうで、一番見晴らしの良いサイトを貸していただけた。
早速、テントを張って一休み。
それにしても、なんと見晴らしのいいキャンプサイトだろう。
このキャンプ場、夏休みシーズンは予約が多すぎて電話回線がパンクするそうだ。
なるほど、頷ける。
遠くに見える島は【鉄腕ダッシュ】に出てくる【ダッシュ島】だそうだ。
近所のスーパーに買い出しに出かける。
品揃えは少ないものの、ひと通りの食材は揃いそう。
とりあえず、水とカップ麺を買っておいた。
生鮮食品は夕方もう一度買いに来ることにしよう。
昼食は前回目をつけておいた寿司屋【さかえ寿司】に決定!
ここはアナゴが名物らしいので、食べてみた。
正直、魚は苦手なんだが、すごく美味しかったぞー!
他のネタもナカナカのものでした。
さて昼食後は一旦キャンプサイトへ戻って一休み。
夕べはろくに眠ってないので、クタクタだ。
とりあえず、仮眠・・・・・
あっ!と、目が覚めると17時過ぎてたw
そういえば、近所のスーパー18時までじゃなかったか?
まだ昼に食べた寿司でお腹いっぱいだし、夕飯はカップ焼きそばでいいかなwww
18時半、少し冷えてきたので、隣の温泉施設【
遊遊ランド】へ行ってみると20時閉館だそうで、地元のおじさんとサウナで語らいながらも、急いで入浴!
まあ、1時間は入っていられたので満足だが、20時って、閉まるの早くないかい?
さて、日が暮れると、一気に寒くなってきた。
LEDランタンを灯し夜の支度に入る。
LEDランタン、小型折り畳みテーブル、ガスストーブなど今回のキャンプのためにAmazonで買ってみたが、今まで使っていたガソリン燃料のランタンやストーブと比べると、味気ないが便利さから言えば数倍便利だ。
なにせボタンひとつで点けたり消したりできる。
使ったあとの手入れもいらない。
だだ、夜の静けさの中で聞こえる、ガソリンランタンのシューっていう音や、ぼんやりとした暖かい明るさっていうのも捨て難いけどね。
さて、キャンプといえばメインは夕食のはずだが、買い出しに行きそびれたので、カップ焼きそばと相成った。
いやー、ソロキャンプの寂しさが染み渡るわぁー。
夕食後はやることもないので、寝る。
ひたすら寝る。
いや、寝たい。
寝たいのだが、眠れない。
なぜ?
なぜ?なぜ?
その理由は
寒いからっ!!
耐寒0℃の寝袋に入ってても寒さに耐えられないほど寒い!
なにゆえか?
それは寝袋に直径10センチほどの穴が開いているからさ!
昔、コタツで使って電熱で穴が開いたのさ!www
夜中なり、寒さが増して、震えが出てきたので、背中と太ももにカイロを貼ってみたが、ほとんど効果ナッシング!
うとうとしながら朝を迎えてしまった。
つづくっ!