君たちが期待するようなスピードを出すことなどできないのだよ。ww
などと思っていると、最初のサービスエリアに到着。
ここで荷物の点検とスマートフォンで天気などの情報収集をと思ったが、胸のポケットに入れたはずのスマートフォンが無い!
忘れてきたのだろうか?それとも落としたのか??
出かけるときに、胸のポケットに入れたつもりだったが、荷造りに時間が取られ、点検を怠っていた。
忘れただけなら、諦めも付くが、落としたのなら大事である。
まあ、ここまできて、あーだこーだ考えても仕方ないので、問題は帰宅してからのお楽しみということにする。
(これが後に大問題となる)
関門橋を渡って、山口県に入ると、ほとんど諦めていた、桜の花が、あちこち満開!
なんかテンション上がります。
北九州では先週末で終わってたからなぁ。
美東サービスエリアで給油休憩。
ここまで来て、目的地を「周防大島」にしようか「出雲大社」にしようか、まだ迷っている俺w
山口インターで高速を降り、ここからは、国道9号線を走る。
11:00
ちょっと早いが山口市内のコンビニで、おにぎり休憩。
なにか美味しいものでもお店で食べればいいのだろうが、この格好(パッドバリバリのガンダムみたいなジャケット着てる)では、お店に入るのもなんだかな。
しかも、このフェイク皮革、所々、劣化して剥がれてきてるじゃないか!
3年くらいで劣化するとは聞いていたが、先週までは、まだ綺麗だったのに、いきなりズタボロじゃないですか?
さて、ここからは国道9号線を北へ向け山間部を走り、日本海を目指します。
途中通過した津和野も桜満開で、癒されまくり!
というか、沿線すべてが桜、桜、桜の桜尽くしです!
13:00
道の駅 シルクウェイにちはらで休憩。
熟女牛って旗を見かけたが、なんだったんだろう?
益田市からは所々、完成している「山陰道」を走ってみた。
大都市と比較すると、全くといっていいほど渋滞していない山陰地方に、これほど立派な高速道路クラスの道が必要なのだろうか?
甚だ疑問である。
実際、走ってみても、対向車とすれ違うことは、極々稀だったし、山陰道を走らずに、一般道を走っていった車との時間差がないどころか、むしろ、そちらの方が早かったくらいだ。(それくらい一般道は渋滞も無く、この道は存在価値の無い道ということだろう)
で、ここで事故りかけました。
対向1車線の直線を下っていたときに、対向車が一台、前の車を追い越そうと、車線をはみ出して、こちらの車線を走って来ました。
まだ300mほど距離があるので、追越を止め、元の車線に戻るだろうと思っていましたが、一向に戻る気配なし!
追い越そうとする車と並列体制で、
どんどんこっちに向かってきます!このままじゃ、正面衝突するしか、ありません。
プゥーーーーーーーーーーーーーーーッ!と、クラクションを鳴らしても、お構いなしで、どんどん近づいてきます。
いや、まじ基地外か?こいつ!
ギリギリのところで、こちらが左端によけて、擦れ違うことができましたが、かなりやばかったです。
擦れ違いさまにドライバーの顔を睨み付けてやりましたが、こちらはスモークシールドなので、気づかれなかったでしょうねw
ドライバーは高齢の女性でしたが、ボケとんちゃうか!!!
さて、太田市の手前に見覚えのある看板のスーパーマーケットを発見。
立ち寄ってみましたが、あの人は居ませんでした。
(スマートフォンを忘れたので、連絡すらできずw)
太田市市街地を越えると、あっという間に本日の宿泊予定地の「
キララコテージ」の風力発電の風車が見えてきました。
この辺りは、キャンプ場の他にも、道の駅やスーパー、コンビニ、レストラン、温泉、ガソリンスタンドなんかがあり、キャンプするにはとっても楽な場所です。
15:00
キャンプ場(と、いうよりはメインはコテージ?)に着くと、受付の方に「予約してないんですけど・・・」って、いつものように伺ってみますと、快く受付していただきました。
どこかのバカ高いだけのキャンプ場のオヤジとは、大違いの大変丁寧な受付に感銘を受けました。
いやー、これだけで、そのキャンプ場の印象の殆どは決まってしまう。と、言っても過言じゃないですよ。
受付を済ませ、キャンプサイトへ移動して、テントを張り、夕食の買出しにスーパーへ、行っては見たものの、肉類は冷凍肉(しかもバカ高い!)魚は丸ごと1匹!みたいな大家族向けの販売でしたので、自炊を諦め、近くの
道の駅キララ多伎で食事を済ませることにしました。
まだ、夕食には時間があるので、キャンプサイトに戻って、一休み。
海に一番近いサイトを選んだのですが、夕日がとっても綺麗に見えて大正解でした。
さて、晩御飯は予定通り道の駅キララ多伎で、海鮮丼をいただき、満腹となりました。
おまけに、旅行者向けのパンフレットも数冊入手。
スマートフォンが無いので、情報収集はこれに頼ることにしました。
やっぱり、自炊しなくて正解だったかも。
食後は、やっと見つけた公衆電話から自宅に連絡。
最近は携帯電話の普及で公衆電話が激減し、今日はじめて見つけることができました。汗
食事が済めば、温泉に移動です。
温泉は、少し離れた場所にある「いちじく温泉」です。
名前の由来のイチジクと温泉の成分とは何も関係ないそうでw
名産のイチジクから名前を付けたとか?
一箇所で2種類の泉質が楽しめる温泉だそうです。(でも、日替わりらしい)
まだ、寒い時期だったので、とっても温まって、疲れも取れました。
キャンプ場へ戻ると、まだ22:00
スマートフォンを忘れてために、通信手段が何も無く、
持ってきたタブレットもただの板切れw音楽も聴けず時間を持て余してしまいます。
さっき、道の駅で入手したパンフレットをじっくり見ながら、明日の予定を立てます。
どうやら、出雲大社では500円でガイドさんが雇えるらしい!
折角ですので、お願いしようと思います。
さてさて、夜中になり。
少し、小腹が空いてきました。
といっても、缶詰のカレーとレトルトご飯くらいしかないのですが、夜中にストーブで温めて夜食としました。
これで、少しはキャンプらしくなりましたねw
夜中は、寒くて(たぶん気温は8度くらい)なかなか寝付けず。
明け方まで、熟睡できませんでした。
朝食はスープパスタを作りました。
今回デビューのモンベルのテント、
U.L.ドームシェルター 2型(正確にはテントではなくシェルター。あくまで非常用って位置づけですw)は、梱包時は普通のテントの半分くらいの大きさと重量しかなく、気に入っているのですが、通気が悪く「絶対に喚起窓を塞ぐな!」って注意書きされているくらいでしてw
一晩使うと、テント内は結露が酷いのです。
ですので、撤収時には外側の朝露は、もちろん、内側の結露もなんとかしなくてはないりません。
正直、裏返して、乾かすには時間がかかり、撤収には手間がかかります。
まだ寒いこの時期だと、乾燥させるには1時間くらいはかかるかな?
なんだかんだで、1時間半ほど時間がかかりましたが、無事に撤収完了。
と言いたいところですが、荷物を括り付ける時に、ゴムの荷紐が強すぎて、左親指の付け根を脱臼しかけました。orz
この荷物の載せにくさは、何とかしないと、本当にヤバイですね。
キャリアを本気で検討しないと!
8:00
受付の方に見送られて、気持ちよく出発です。
海岸線を通ると出雲大社までの近道だと教えていただきましたが、これがなかなかの眺めのよい道で、早朝から得した気分になりました。
途中、旧大社駅に立ち寄り、ウロウロ。
昔の駅は趣がありますね。
いよいよ出雲大社に到着。
ここは無料駐車場があるので助かります。
駐車場の隣の小学校の桜が満開です!
素敵な時期に訪問できました。
今回は人生2度目の出雲大社訪問ですが、観光案内所のガイドさんをお願いすることにしました。
有料(¥500)ですが、自己流で参拝するよりも、ずっと良かったです。
と、いうのも、出雲大社は他の神社とは参拝の作法が違っていたり、長い歴史を知るには、ガイドさんから教えを受けながらのほうが、格段に解り易いですから。
それに、いろいろとコネタも教えていただけましたしね。
その一例として、山下達郎さんの奥様の竹内マリアさんの御実家が、境内のすぐ側で旅館をされていて、遷宮の際にも寄付をされたとのことで、お名前が掲示されてました。
まあ、そんな、こんなで楽しい二日間でしたよ。
帰りは中国横断自動車道という、ほとんど高速道路のような道を通ってみました。
来年には松江、尾道間が繋がるようです。
完成したら、下関、松江、尾道のループも可能になりますね。
では、ここまで長文読んでいただきまして、ありがとうございました。