ここ最近、雨の日ばかり続いてて、なかなか自転車に乗れない。週間天気予報を見てみてもずっと雨続き。考えてみればMTBなんか去年法華院温泉に行ったきり乗ってない。このままじゃ、MTBのおいしいシーズンが終わってしまう!このまま終わらせてしまうのは、あまりに勿体無いのでポツンと晴れマークの出てた今日、筑豊地区の某山にトレイル探しに行って来た。
初めて登るこの山、200メートル級の山々の連山で、里山としては丁度手ごろ。ガイド本によれば駐車場やトイレなどの設備もあり、レベルでは5段階で最も手軽な★ひとつクラス。ループになっていて歩いて1時間40分ほどで1周できるらしい。これなら楽勝だね!なんて思っていたら甘かった。走り出して1キロも行かないうちに階段、階段、階段の連続。鬱蒼と茂る自然林の中をひたすら11キロのMTBを担ぎ上げ1番目の山頂(232メートル)に到着。
今日は、こんなこともあろうと、足元は普通のペダルにスニーカータイプのビブラム・ソールの組み合わせで挑んでみて大正解。自転車をこぐのには非効率だが、足場の悪い岩場の担ぎ上げ、担ぎ降りには最強の組み合わせだ。第一ピークでエナジーフードの昼食を済ませ、次のピークを目指す。ここからは気持ちのいいシングル・トラックだ。やっぱMTBはこうじゃなきゃ。タノシイ!タノシイ!タノシイ!
あっという間に次のピークに到着。奇遇なことにも標高232メートル。ここからも、おいしいシングルトラックが続く。いくつかの分岐と巨岩のトンネルなどをやり過ごし、展望台に到着。いままでのピークとは高い木々に覆われて展望はゼロだったが、ようやく下界を見渡すことができた。しかし、タノシイなー!なんて思える区間は、あっという間に終わり。今度は担いでもやっとというくらい急な人工丸太の階段と岩場のドロップオフの連続。ストローク150ミリくらいのフロントサスペンションでも付いてりゃタノシク下れるのかもしれないが、おれのはストロークゼロ、しかもバリバリのストレートフォーク。折角の下りを泣く泣く担ぎ降り。
やっと下れる程度の傾斜に出て、これで乗れる!と喜んだのも束の間、フロントブレーキから異音が・・・ゴゴゴゴゴゴゴー。明らかにリムを削っている音だ。見てみるとブレーキ周りにアルミの粉が付着している。こりゃまずいとフロントホイールを外して、シューをみてみるといくつか小さな金属片がめり込んでいた。細めのアーレンキーでこすると金属片はすぐに剥がれたが、既にリムは結構削られていた。orz
2時間ほどでループを1周して終了。乗車率は30%くらいか?帰りは近所の町営温泉施設に入ってサッパリ!やっぱり締めの風呂は欠かせないね。今日登った連山には分岐が沢山あって他にも色々なコースを取れると思う。近場だし、意外といいコースも発掘できそうなので、これからは筑豊トレールがトレンドになるかもしれないね。