久しぶりに深夜の自転車通勤。深夜でも少量とはいえ杉花粉の飛散があるので、それに対処すべくマスクド・ライダーに変身して乗車!深夜のヘルメットに怪しいマスクのメガネ姿の男はどう見ても怪しい。交番や警察署の前を無事に通過できるギリギリの線である。
さてさて、我が通勤経路は、ほとんど坂らしい坂が無い。ほんの2箇所だけ標高20~30メートルの緩い坂道がある程度だ。それでもジテツウを始めた当初はかなりの難関であったので、スプロケット(後ろのギヤ)をMTB用の11~28Tの8段を取り付け、フロントは39Tまで落としヒーこら言いながら登っていた。ところが、2ヶ月ほど前から全行程、フロントアウター49Tのみしか使っていないことに気が付いた。「事故以来、約2年のブランクがありリハビリ代わりに始めたこのジテツウも少しは体力つくりに役に立っているのかな?」などと思いながら「これじゃあ、インナーいらないじゃん!」とも思った。
そういえば事務所に新品のデュラエースの8速12~23Tのスプロケットのストックがあるのを思い出した。早速、事務所に着くなり仕事そっちのけで作業開始。新品のスプロケットは一応デュラエースとはいえ鉄の塊のよう。現行のLXクラスのようなつくりで重量的にはXTの28Tのものと大差ない。いやむしろ重いかも?スパイダーアームって凄いのね。ホイホイホイとあっという間に作業は終わり。帰宅が楽しみ。
1時間ほど事務仕事をして、待望の帰宅時間到来。走り出してみると何やら重い感じがする。「クロスレシオのせいか?」と思ったが坂道に差し掛かると、違和感倍増。下りに差し掛かり、クランクを逆回転させるとフリーが回転しない!こりゃ明らかにおかしい。ホイールを外してみてみても暗がりでよく分からない。仕方なく事務所に戻って原因を調べてみる。
明るいところで見てもよく分からないので、元のスプロケットを再度取り付けてみた。すると、全く問題なく回転する。見比べてみるとデュラエースに使われているスペーサーの方が厚い気がする。(ノギスがないので性格にはわからないが0.1ミリくらい違うのかな??)そういえば、8速時代のロードとMTB用のスプロケットには互換性が無いことを思い出したよ。orz
こうして俺のフリーホイール交換計画は頓挫したのでした・・・