午後からロードのブレーキシューを買いに飯塚のPROVAさんへ自走で行く。店長と自転車談義。2007年モデルもそろそろ展示会らしいが、来年モデルは10%くらい値上がりするらしい。
なにげに店内に展示してあったサドルを手に取ると「試乗してみますか?」と、店長。サドルって2万円近くするのに、合う合わないの差が激しいパーツである。当たればいいが、はずれると悲惨。一か八かの大博打。雑誌のインプレは、参考程度にしかならないので、このように実際試乗して比べることができるのは、実にありがたい事だ。
新旧取り混ぜ、合計7つのサドルを次から次へと乗り比べた。こんなことはいままでやったことがなかったが、サドルというものは、こうも差があるものかと驚かされた。こういう感覚のテストって、実際体感してみないと分からないものだと実感。
俺が気に入ったのは、fizik アリオネとスペシャライズドのTOUPE(トゥーペ)。アリオネは噂どおり、前後の乗り位置が広く、長距離では腰の位置を変化させ、前乗り、後ろ乗りとコースの変化によってポジションを変化できた。一方、トゥーペは他の扁平サドルが、左右の縁の部分が太ももに擦れる違和感があったのに対し、これは唯一、無かった。触った感触では硬そうだが、実際乗ってみると、ベースが、しなりクッション性能も高レベルだった。
トゥーペはゲルクッションの有る無しと、幅が140mmと130mmの組み合わせで4種類があるが、長距離を考えるとクッションは欲しいところ。130mmは脚がよく回るが、体重が一点にかかる感じがし、一方、140mmは、もう少し細ければなと感じた。欲を言えば135mmっていうのが欲しいところだが、自分にはゲル入り140mmのものがBESTか?
心中は、もうカウカウモードだが、さて、予算をどう捻り出すか・・・・