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ばんぶろ



ツール・ド・国東@Surlyで下見ライド150km

4/18 23:30
仕事を終えそのまま国東へ向かう。自転車と寝袋は既に車に積んである。深夜の国道10号線はスムーズに流れ、午前1:30には住吉浜に到着。コンビニ裏の駐車場に車を停め、今夜はここで車中泊。6:30に携帯の目覚ましをセットして就寝。
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隣に停めたトラックのエンジン音がうるさくて2時間ほどしか眠れなかったが、定刻通り起床。天気は快晴、気温も暖かい。本来、先の日曜日に試走を予定していたが延期していたのだが、待った甲斐があったってものだ。遥か海岸線の向こうに見える久住山系は真っ白に雪景色に染まっている。一昨日、阿蘇、久住地方は30センチほどの積雪があったそうだ。4月下旬の積雪は記録的な事。やはり異常気象なのだなと実感させられる。
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朝食はコンビニで焼きそばを買ってきた。狭い車内で食事をしたり着替えをしたり、大忙しだ。長距離を走るのでお尻が痛くならないように、レーサーパンツのパッドに、たっぷりとアソスのシャーミークリームを塗っておく。1時間ほどで身支度を整え、7:45スタート。通勤時間ということもあり車が多いが、朝の空気が気持ちいい。

杵築からオレンジロードに入ると一気に交通量が激減。満開の八重桜が咲く、のどかな景色に変わる。ここからはアップダウンを繰返しながら、標高を稼いでいく。登りに入ると、背中のディバッグの負担が大きい。今回はシダス入りのシューズを忘れずに持ってきたので(笑)登りが非常に楽だ。つま先まで力を入れることができ「最後のひとかき」まで漕ぐことができる。普段はあまり感じることがなかったが、これほど役に立っていたとは。
長い登りで、暑くなって長袖インナーを脱いで、上半身は半袖のジャージと半袖アンダー。それに胸まである冬用ビブタイツで走ることにした。

この辺りはオレンジロードと呼ばれ、オレンジの果樹園があちこちに点在している。のどかな風景の中、ひたすらアップダウンが続く。時間だけが過ぎ、距離は思ったように伸びない。このままじゃ完走まで10時間くらいかかりそうだな。4つのトンネルを抜け、武蔵町手野の交差点までアップダウンが続く。そこから第1AIDまでは、ほぼ直線の緩やかな下り。しかし、向かい風で思うようにスピードが出ない。
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ここからは小さな町を繋ぐように、さっき通ったコースとループになっている。のんびりとした農村風景の中、安岐ダムの先までアップダウンを繰返しながら標高を稼ぐ。この辺りは大分弁で書かれた安全運転を呼びかける看板が数百メートルごとに立てられている。中にはなんじゃこりゃ?見たいのもあるので楽しい。チシャノ木峠を越えると、第2AIDまでは緩やかな下り。しかし、ここも向かい風でスピードは乗らなかった。
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第2AIDで小休止して、再スタート。ここからは、暫くは、緩い登り。コース上には奇岩や石仏、神社仏閣などの名所が点在する。大会当日はゆっくりと立寄ることはできないが、下見ライドではこのような名所に立寄ることができるので楽しい。

峠を上りきる一払では、道路工事中で300メートルほど未舗装だった。そこを越えると海岸線まで緩やかな下り。途中「仙人温泉」なんて名の温泉を発見!早速仙人さんに写メールを送るが圏外(笑)。海岸線に出ると昼食ポイントのある第3AIDまで、標高30mほどのアップダウンが何度も続く。
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昼食ポイントの食堂で大分名物「だご汁」定食をいただく。このボリュームでたったの500円!ここで、ツール・ド・国東の参加賞だろうか?古いオブジェを発見。お店のおばちゃんに「これどうしたんですか?」と尋ねると。「そりゃこの辺の土産ものじゃ」などと、とぼけたことを答えていたが、しっかりとTOUR DE KUNISAKIって書いてあったよ(笑)
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食後、展望台に登り、のんびりと過ごす。天気がいいと四国や山口まで見渡せるらしい。こんな風にのんびりできるのも下見ライドならでこそ。

そして再スタート。しかし左膝に痛みを感じはじめた。石見ライドの下見のビデオに映っている自分を観て、上体を振り子のように振りながら走っているので、サドルが高すぎるんじゃないかと思っていたが、やはりそうだった。でも気が付くのが遅すぎた。サドルを少し下げてみたが、痛みを感じる頃にはすでに手遅れの場合が多い。

次の第4AIDまでは、アップダウンを繰返す。途中には6つもトンネルがある。トンネル走行中に車の音が聞こえると、後ろから突っ込まれはしないかとヒヤヒヤする。ダンシングで鬼漕ぎを多用してると、左膝がついに悲鳴をあげた。トンネル群を抜ける頃には、痛みは激しくなるばかり。海岸沿いの平坦地だが、ペースはがた落ち。道路に併設されたサイクリングロードに上がり、ゆっくりと走るが、なかなか次のAIDに辿り着かない。ようやく第4AIDに辿り着く頃には、ペダルに脚を載せているだけで痛みがでるほどに悪化。ゴールまではあと40kmほど、時間にして2時間ほどか?痛みが酷すぎるので自転車を降りセルフマッサージを行うが、既に手遅れ状態。
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片足だけでペダリングしながら大分空港まで辿り着く。空港の先の方からプロペラ機のような爆音が響くが、飛行機の音とは少し違う。先に進むと巨大なプロペラが二つ見えてきた。水陸両用のホバークラフト機だ。こんな大きなのは初めて見たよ。大分市と大分空港間を海上輸送しているそうだ。

時間は16時半。ゴールまであと10km。日没までに到着すればいいやと、片足漕ぎでのんびりと走る。この辺りも自転車道が併設されているので、のんびり走ることができ助かった。

ゴールまであと10kmか・・・なんて思っていたらゴールのコンビニが見えてきて16:40到着。GPSのデータなので坂道の斜面や衛星からの電波が届かないトンネルなどの誤差はあるものの160kmより10kmも短いが不幸中の幸いだった。あちこち立寄ったり、脚を痛めたりして、のんびり走ったとはいえ、約9時間近くもかかってしまった。(ってことはトータル2時間も休憩してたってことか 笑)本番もこれくらい天気がいいといいのにな。

GPSのデータ
走行距離:151km
走行時間:7時間4分
平均速度:21.4km
最高速度:61.7km/h
by ban-g | 2007-04-20 19:07 | ちゃりんこ
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