ブルベを統括するフランスのAudax Club Parisienによる「200km から1000km までのBRM に関する規則」には下記のような条項があります。
第6条
夜間走行のために、車両に確実に固定された前照灯と尾灯とを装備することが必要である。灯火は常に完全に機能することが必要である(予備灯火は強く推奨される;予備電球が必要である)。少なくとも一つの尾灯は(点滅モードではなく)常時点灯モードでなれればならない。上記の要求を満たせない走者は出走を許可されない。
灯火は夕方から明け方まで点灯しなければならない。また他の視界不良の条件下(雨天、霧等)でも同様である。走者は、グループで走ろうと単独であろうと上記の要求を満たさねばならない。いかなる走者も各自の灯火を使用しなければならない。
すべての走者は反射ベスト、反射たすき、反射肩掛けベルト(Sam Browne belt)、もしくは前後の見えやすい位置に反射素材がついた同様のものを着用しなければならない。
本夜間走行規則のいかなる違反をも、走者は即座に失格となる。
要約すれば、」夜間走行には前後のライト、反射ベスト、あるいは反射たすきなどを着用しなければ即座に失格ですよ」というわけだ。
前後ライトは別として「反射材つき」のベストやタスキはちょっと抵抗あるな。安全性は認めるが、夜間の道路工事の作業員かウオーキングのおばちゃんみたいで、かっこ悪すぎ。もう少しなんとかならないものか?
と、同条項の
「もしくは前後の見えやすい位置に反射素材がついた同様のものを着用しなければならない。
」に注目し、反射材付きのジャージを計画しました。幾つかラフデザインはすでに出来上がり、現在、見積もりを出してもらっています。
グレーの文字の部分が反射材です。これならダサくないし、深夜の自転車通勤でも視認性抜群でしょう?耐久性などテストして使えるようなら販売も考えてます(笑)