PC5のコンビニではアクエリアスとミネラルウォーターのペットボトルをそれぞれ1本づつと、パンケーキ、ウイダーを買込み、夕食代わりに。脂肪の燃焼がイマイチなのか?この辺りからやたらとお腹が空きだしました。他のみんなはカップラーメンを食べていたけど、俺はインスタントラーメンを食べると確実に下痢するのでやめときました。悪夢はスタート前だけで沢山です。
時計をみると夕方5時をまわっています。そろそろ日没が気になる時間です。残りは距離にして約60km。時間にすれば(市街地ということ考慮して)約3時間といったところでしょうか。
夏至を過ぎて日没は遅いとはいえ、20時では完全に日没後にゴールということになり、ナイトランは確実となりました。ゴールまで10kmくらいは街灯ない国道を通らなければなりません。一応ライトや尾灯は装着していますが、小さなものなので、あまりに心許ないです。
さて、補給を済ませ再び走り出します。ここからは比較的交通量の多い道を走りグリーンパークまで抜けます。このあたりから、ふから会長に加え、クリクリマンさんとの3両編成鈍行列車になりました。だんだんと集中力も落ちてきてQシートだけでは分かりにくい箇所もありましたが、GPSに助けられながら先に進みます。
グリーンパークからは、いよいよ日没との戦いとなりました。途中、ふから会長が自販機で
「アイスが食べたい!」
などと、小学生みたいなことを言い出しましたが(笑)「次のPCまですぐだから!」と、なだめ、先を急ぎます。最終PC、PC6(残り33km)に到着。ふから会長は念願のアイス(クーリッシュ)を手に入れました。ところが冷えすぎて
固まりになって吸い出すことが出来ません(笑)。
各自、補給を済ませ、反射材の付いたベストやタスキを着けナイトランの準備に入ります。
俺もライトを点けようとしましたが、尾灯がどうも暗い。スタート前の車検ではそんなことなかったのに・・・バラしてみると中に水が浸入してました。どうやら漏電のようです。
スペアは持たないのでこのまま走りますが、暗いので心配です。
そんなこともありPC6を出てからは、本当に日没との戦いとなりました。「少しでも日暮れ前に走っておきたい。」その一身で波津の海岸入口まで走り貯めし、後続の二人を待ちます。ここからの海岸線は比較的交通量も少ないので、ここまでくれば安心です。
たぶん俺です・・・
5分くらい待ってふたりが到着し再スタート。ここからは日没と夜の境目の幻想的な風景の中を走ることが出来ました。さつき松原に到着する頃は、すっかり真っ暗になってしまいました。暗闇の中、小さなライトだけでは何も見えないに等しく、猫の死体が転がっていても、気がつかなくて、踏んでいくいこと間違いなしです。
心細く思っていると途中スタッフの方が写真撮影をしていらして、その直後、俺たちの集団を後ろから車のライトで道を照らしてくれてくださいました。お陰でとても走りやすくなりました。ありがとうございました。
ゴールまで前をひいてくれたクリクリマンさん、ゴール寸前の信号を曲がらずに
直進して行ってしまいました。
(AJ福岡の参加者専用HPでの画像集ではスタート直後も逆走している姿が残されていました。かなりの大物なのはまちがいないようです)
俺は、丁度、赤信号だったので後続のふから会長を待って、会長にコースを確認してゴール地点へ。
20時32分無事ゴール。とにかく腹ペコです(笑)。いろいろとトラブルもありましたが、装備面など解決しなければならない課題も多くありますので、次回はもっと楽しく安全に走れるよう努めたいと思います。
最期にスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。
楽しかったです。次回9月の300kmにも挑戦できるよう頑張ります。
追伸
ラーメンでも食べて帰ろうと思っていたのですが、お店はすでに閉店してました。空腹な上に眠気まで襲ってきて、釣川の河口で車を停めて仮眠して、目が覚めたら23時過ぎでしたよ。orz