前回の改造ではFD-5603との組み合わせで、仕方なくアウター52Tなんていう、でかいギヤを使う羽目になったのだが、やっぱりでか過ぎるよorzっ てんで、「自転車玉手箱」を1時間近く、探しまくってようやく「初代XTR FD-M900」を発掘してきました。
なにしろ我が家の「自転車玉手箱」は、俺がスポーツ自転車に乗り始めた頃からのパーツ(ざっと30年分)が詰まってて、探すだけでも一苦労だ。
出てきたFD-M900は螺子に少し錆が出てきているものの、まだまだ使えそうな状態。早速、磨き上げて注油して、Pacerに取り付けてみた。
アウター52T、ミドル42T、インナー26Tでも、特に問題なく変速。まずは合格だ。FD5603では、インナーに落としたときに、FDに擦れそうだったチェーンとのクリアランスに余裕がでてきた。そして問題のミドル42Tに合わせても、アウターとFDとの開き過ぎていない。これなら48Tでも、なんとかいけそうなので、早速アウター板交換。
実際に取り付けてみると、BESTとはいかないが、なかなかいい感じ。(50TくらいがBESTかな?)ただしアウター:ローやインナー:トップなどチェーンをクロスさせるとFDとチェーンが干渉してしまう。何度も調整を繰り返し、妥協点を見出し組み立て完了。この辺りはシマノの仕様かな?(涙)
ベンチテストでのミドル~インナーの変速がイマイチだが、42-26Tの落差を考えれば仕方ないか。
さて、変速の方は、まずまずの結果が出たが、今度は新たなる問題発生。FDのワイヤークランプ部とリヤタイヤとのクリアランスが狭いことに気づいた。26Cのタイヤなら問題ないが、32Cは微妙だな。これもそのうちテストしてみよう。