2006年度モデルもほぼ出揃った。
いろんなメーカーのカタログを見比べてみると、同じようなフレームとパーツ構成でも2~3万円くらいの価格差があることに気づく。
カタログをよく見ると、大抵、安い方はクランク(BB含む)とブレーキ本体がシマノ以外のサードパーティー製になっている。
性能が同じでブランドに拘らなければ、安いにこしたことはないのだが・・・
実際、使ってみると価格の差以上のフィーリングの差があるように感じる。「効かない」のだ。
ロードの場合、長距離、長時間乗る場合も多いので、ちょっとしたフィーリングの差がどんどん積み重なってストレスとなってくる。
安い自転車を購入後、パーツだけ交換って手もあるが、こっちの方がかえって高くつきそうだ。
クランクは「長さ」や「ギヤ比」など合わない場合交換という場面もありがちだが、ブレーキは、わざわざ効かない方が好みだという人は稀だろう。
しかも選択肢はかなり狭い。
このあたりはメーカーも承知のはず。
はじめから交換するのを想定としているのなら、デフォルトでワンランク上の物付けといて欲しい。
その点では「TREK」は他のメーカーと比べて、一見、価格は高めに思えるが実際は良心的なのかもしれない。