休憩
11:57分 あそ望の郷(417m)到着。昼食には丁度いい時間なので、ここで休憩することにする。レストランらしきものはあるが、汗まみれのジャージ姿で店内に入るのは気が引ける。ボトルの水が底を尽き掛けていたので、自動販売機でミネラルウォーターとアクエリアスを、それぞれ500mlづつ購入。ウッドデッキで補給食を食べることにする。お腹は減っているのだが、朝から同じものばかり食べ続けているので食欲が湧かない。
第3の峠 地蔵峠(1094m)
12:45分 あそ望の郷を後にし地蔵峠に向け出発。(あそ望のコースは8の字になっている。)ここからは、ひたすら登り、登り、登りの連続。休みすぎたのか脚が重い。車は少ないがオートバイが多い。ヨタヨタと登っていると危ないな。気をつけなければ。登坂勾配の標識は10%が連発している。時折11%も現れる。気温もかなり上昇しているみたい。延々と続く登り、1本だけなら、それほどでもないのだろうが、3本目ともなるとかなり堪える。これなら完走率60%もうなづけるな。
途中、休憩ついでに、ビデオを撮影。撮影中、遥か彼方に山峰が見えていて「まさか、あそこまでは登らないだろうな?」と思っていたのだが、それ以上の上りが待っていた。登れど登れど先があり、遥か上方に見える橋や道路も「まさか?」のコースだった。気温がかなり上昇してきたのでアンダーシャツを脱いでみた。ジャージとレーパンだけだとかなり涼しい。水は半分程度になっているが大丈夫だろうか?
やっと地蔵峠まで500メートルの標識を見つけ、やっと峠に到着かと思いきや、それは地蔵峠駐車場までの距離だった。本当の峠は、そこから距離にして800m、標高にして50mも先・・・14:03分本当の地蔵峠に到着。あそ望の郷から8.6キロ。時間にして1時間18分。長い長い闘いだった。ここから小森までの17.2km、標高差886mを一気にダウンヒル。
第4の峠 俵山峠
小森の自動販売機で、底を尽きかけた、ミネラルウォーターとアクエリアスを再補給。やっぱり冷たい水は美味い!。ここからは俵山へ向けひたすら登り。このコース、本当に登りか下りしかない。車道は車が多く、しかも狭くコーナーが多いので歩道を走ることにした。この歩道幅は1車線ほどあり広いのだが砂利が落ちててパンクに注意が必要。今日はスペアタイヤ1本しかないので尚更だ。
どんどん登っていくと風力発電の風車が見えてきた。それもかなりの数。後で気がついたのだが風車に見とれるあまり、旧道の分岐を見落とし、バイパスを走ってしまった。風車を山手に見ながら標高を上げていく。標識には6%の文字があるが、10%超を経験したあとでは、なんともない。さらに登っていくとトンネルが現れた。「こんなの国土地理院の地図にあったかな??」GPSを見ると50メートルほどコースを外れている。50mくらいの誤差は衛星の電波の具合によってはよくあるので気にしなかったが、風車付近にも山道が見える。「もしかしてコースミス??」悪い予感が走ったが、雲行きが怪しくなってきたのと、時間も15:30だったので、このままトンネルを通過することにした。(家に帰って確認してみると、国土地理院の地図には、まだバイパスやトンネルは記載されてなかった。)
トンネルは2本あり、1本目は2K超クラス。交通量が多く、とても自転車が走れる環境ではない。歩道はあるものの大型車が走れば風圧でふわっと吹き飛ばされそうだ。車道に落ちれば車に轢かれるのは必至。仕方ないので自転車を押して歩くが、排気ガスがキツイ。薄暗いのでアイウエアを外すと今度は埃がキツイ。爆撃機のようなトラックの音が耳をつんざく。やっとの思いで2本のトンネルを通過すると、旧道との合流地点だった。やっぱり間違っていたんだねorz。実際の峠はまだ上だったてことか・・・ここからゴールの、あそ望の郷までは緩い下り主体のアップダウンの繰り返し。
そしてゴール
16:09分 125km完走して、あそ望の郷に無事到着。休憩時間を含め9時間(実走時間6時間37分)かかってようやく到着。これなら完走も夢じゃないかな??ボトルは大1本で持ったが、気温によっては危なそうだな。片付けをしてると雨が降り出した。それにしても眠い。腹ペコ。(帰りは車内で4時間爆睡しちゃいました)
*距離、標高は車載メーターおよびGPSのデータです。