いまさらながらの「
SURLY PACER」。半年前、netでチェックしたときにはフレームのあまりの重さ(フォーク950g、フレーム単体で約2kg)に閉口し、全然気にも止めなかったが、
正屋で実車をチラ見してから火がついた珍しいケース(笑)
SURLY(サーリー)といえばクロモリのシングルギヤや29インチMTBなど、一風変わったフレームを造っているんだけど、そこが出してるロードフレームがPACER。「
RECER」ではなく「
PACER」なのは洒落なのか?実際これをレースに使おうなんていうひとは稀かもしれない。実際レース使用を前提としなければ、実に魅力的に見えてくる、不思議なフレームである。
イマドキ珍しい泥除けのダボやWレバーの台座が直付けされていたり、推奨されるラージサイズのブレーキを装着すれば、28Cのタイヤを履いたうえに泥除けまで取り付け可能だ。(泥除け無しなら32Cまで入る)20年くらい前なら、どこにでも転がっていそうなフレームだが、そのまま使おうとするとエンド幅やヘッドやステムやピラーの規格が古く、現在ではパーツが入手困難だったりするが、その点Pacerはヘッド周りはオーバーサイズのA-HEADだったり、シートピラーの径は27.2mmで、現在の主流の規格に合わせているので、パーツは入手しやすいだろう。
あと、特筆すべきは、そのカスタム化だ。
flickr(海外の画像投稿サイト)でキーワード「Surly」で検索すると、沢山のカスタムSurlyが見られる。オーナー各自、思い思いのパーツを取り付けて、ホントみんな楽しんでるなーって感心させられる。これだけ楽しめてフレーム&ホークで¥71400は安いよね。。走ることはもちろん「
いじっても楽しいロードバイク」それがPACERなのかもしれない。
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後日談・・・
結局2007年1月に購入し、センチュリーライドやブルベを中心に、あちこち走り回りました。
2008年、幾度のバージョンアップ(ダウン?(笑))を経て、メカ的にも楽しんでます。
ペーサーは本格的レースには向きませんが、タイムを競わない「のんびり&ちょっぴりハイペース」のツーリングにはお勧めの一台です。
Surly Pacerで検索して来てくれるひとが多いので、俺のPacerについては
ココにまとめときます。
2008年の状態
http://banblo.exblog.jp/8162950/
Surly HP
http://www.surlybikes.com/
Surly 輸入代理店
モトクロス・インターナショナル
福岡市のsurly取扱店 正屋(masaya)
http://www.masaya.com/
2008.2.1 追記